コツコツ長者への道

2013年にインデックスファンドでの積立投資を始めた素人&ビギナー&個人投資家です

やる気、モチベーションを出したいときに覚えておきたいこと

学生時代は勉強。
社会人になってからは仕事に家事。
親になってからは子育て。

そのどれにも毎日”やる気”をもって出来ればいいのですが、「今日はやる気がでない」なんてことは度々経験することです。


そもそも”やる気”ってものが、頭の中の問題なんだろうなってことは、なんとなくわかります。頭の中の問題ならば、”脳”の問題。

これだけ脳科学ってものが進んでるんだから、何かいいアドバイスはないものか?ということで前々から気になってた脳研究者池谷裕二さんの『のうだま やる気の秘密』(上大岡トメ池谷裕二著、幻冬舎)を読んでみることにしました。


この本が以前から気になっていた理由は、テーマはもちろんなのですが、表紙のインパクトあるイラストです。

内容は確かに面白いのですが、その面白さを引き立てているのが共著者である上大岡(かみおおおか)トメさんの文章とそのイラストです。文章だけで書かれると、小難しく感じる話も、上大岡さんのマンガと素人代表的な疑問とまとめがあって、とても分りやすくなっています。


さて、本の題名にもなっている”のうだま”って何なのでしょうか?

結論から書くと、”のうだま”=「脳をだます」+「脳にある青い玉」ということになります。なんでこれがやる気と関係するのかみていきましょう。

さらに池谷さんは続けます。
「朝、カラダを起こすから、起きるんです。テレビを見て笑うから面白いんです。泣くから悲しいんです。カラダは反射。でもカラダが動くことで脳がつられて『ああ、そうなんだ』ということになる」

そう、脳はだまされやすいのです。
だから、まずは行動して「やるんだぞ」という状態にもっていけば、脳はだまされてその行動に対して”やる気”を出してくるのです。

つまり、”やる気”は待っていても出てこない。”やる気”は自分から迎えにいくもの!ということが判明します。

では脳のどこで”やる気”が作られているのでしょうか?

それが先に書いた「脳にある青い玉」なんです。この青い玉は「淡蒼球(たんそうきゅう)」と呼ばれます。
脳の「淡蒼球」といわれる場所がやる気になっているときには活性化しているのです。
しかし、この淡蒼球は自分の意志では活性化させることができないという性質をもっているとのこと。

さて、この淡蒼球、常に活動はしています。でも、そのレベルは上がったり、下がったり。上がればやる気になるし、下がればやる気も落ちる。
直接動きをコントロールすることはできないけど、連動するスイッチが4つあります。これは自分の意志で入れることができるスイッチ。

"やる気"を起こす淡蒼球は自分の意思ではどうにもできないけど、淡蒼球につながる4つのスイッチは自分の意志でどうにかなるということです。

その4つのスイッチとは
1.Body(カラダを動かす)
2.Experience(いつもと違う経験をする)
3.Reward(ごほうびを与える)
4.Idemotor(なりきる)

1の”Body”に関しては簡単。まずカラダを動かす=イヤイヤでもとりあえず行動する、ということです。

2の”Experience”は、場所を変えたり、やり方を変えたりなど、とにかく今までとは違った要素を取り入れること。

3の”Reward”はわかりやすいですよね。そうです、行動する見返りに自分自身にごほうびを与えることです。食べ物、飲み物、品物、達成感もそのひとつ。

4の”Idemotor”って、聞いたことない言葉ですが”なりきる”という意味らしく、こうなりたい!っていう目標、こうする!と書いた貼り紙など。
確かに目標がはっきりしていればやる気もでますよね。要は思い込みです。


さてさて、何事も最初のうちは、”やる気”もあって行動できます。でもだんだんと、マンネリ化していき、”やる気”がなくなっていきます。
これは私だけに、あなただけに、発生するものではありません。「私(あなた)はダメな人間・・・。何にもできない人間なんだ・・・」と思って恥ずべきことでは決してないのです。

この本ではそのようなマンネリ化を善玉と悪玉(ここでも”玉”が使われているところが上手い!)の2つに区別しています。

善玉は「面倒なことでも慣れてしまって苦でなくなる」というマンネリ化、一方で「あきてしまって刺激が減る」というのが悪玉マンネリ化。

そしていずれのマンネリ化も脳にプログラムされていることなんだと言っています。
だからもし悪玉マンネリ化が現れはじめたら、「ああ、来た来た」と思って、先ほどの4つのスイッチを駆使して、”やる気”を起こしてやろうではありませんか!!


のうだま―やる気の秘密

のうだま―やる気の秘密